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  • 執筆者の写真すわ

空手道入門 

更新日:2018年5月19日

祖師谷の空手には、5年生の息子が年長から家族でお世話になっているため、今年でなんと6年目! 牛の、かたつむりの、尺取り虫の歩みを見守っていただいています。


今日は、空手のことをまったく知らなかった私が、へーそうなんだ!!!と、驚いたことについてご紹介したいと思います。


空手というと「ハードな格闘技」「強い!」というイメージですが、実は、強くなれるのはずっと後で、まず習うのは基本の姿勢、「正座」と「礼」、それから流派のきまり7か条の「柳心訓」です。その次に習うのが、基本の動き「型」。防具をつけて闘う「組手」が習えるのは、もうしばらく後になります。


「型」は決まった動きする舞踊のようなもので、突き(パンチ)、蹴り(キック)、受け(防御)で構成されています。流派ごとに何種類もの「型」があって、それを1種類ずつ正しく身に付けていくことで級、段が上がり、帯の色が変わっていきます。


黒帯になるには10種類以上の型を身につけるのですが、最短でも子どもは10年、大人は5年以上かかります。勘がいいから一足飛び、というわけにはいきません。


パンチする腕の高さ、ゲンコツの形、構えた腕、腰の高さ、背筋、足の指先が向いてる方向、顎の引き方、それから視線の位置まで、体のあらゆる置き方が決まっています。先生のやり方を見ながら同じように動いているつもりですが、始めはただ1発の「パンチ」でさえ、思った通りにはできません。(動画に撮ると、それはそれは…)


その思い通りに動かない体も、恥ずかしさを乗り越えて、自分と戦い、半年、1年、3年と練習を続けて行くと、自分の腕が、思うところに納まるようになっていることに気付きます。


どうやら、この、「自分の思う通りに体を動かせる」能力というのは、スポーツの基本であると、イチロー選手や武井荘さんが言っていました。


体を思う通りにかっこ良く動かす、というのは、ヨガやダンスに通じます。ヨガやダンスはタイプじゃないけれど、ボディコントロールを習得したい、と言う人に空手はとてもおすすめです。これを極めていくと、自分の心も思う通りにコントロールできるようになるのだと思います(私はまだまだ序の口です…)。

これは、左手が前に出すぎで、反り返りすぎ。

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